インクの耐候性はどの程度ですか?

  • 耐候性はインクの種類、材料、天候条件により大きく異なります。

【詳細】
硬質インクをご使用の場合:
耐候性はありません。雨に当たると、雨がインク層とメディアの間に入り込み、インク層がメディア面から剥がれ落ちます。

注意事項:
・プリント後のインク表面は硬化しています。ラミネータを使用してラミネートをすると、ラミネータの圧力によりインクにヒビが入ってしまうため、ラミネートは推奨出来ません。
・クリアラッカーなどのオーバーコートスプレーを使用することで剥離を軽減することが出来ますが、事前に結果をご確認ください。

柔軟インクをご使用の場合:
耐候性は硬質インクに比べて良好で、雨にも比較的強い傾向があります。
長く放置することでUV光(紫外線)により退色はしますが、一色のみ極端に退色せず、各色がバランスよく退色します。
屋外使用の場合はラミネートを推奨致します。

注意事項:
・ラミネートをすることで耐候性が向上します。
ラミネート無しの場合、プリント面に汚れが付着したり、顔料が退色し易くなります。
・溶剤スプレー等でのオーバーコートは推奨しません。インクが柔らかくなって剥がれ易くなってしまいます。

【注意】
※1.上記はインクの特性であり、結果を保証するものではありません。
メディアの種類や環境の違いにより結果は異なる場合があります。
※2.ラミネートに関しては「Q:プリント後のラミネートは可能ですか?」をご参照ください。


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